●基礎工事
プロの左官屋さんの方法とは少し違います。
基準線を出す。
四隅に木の杭を打ち、一カ所に基準とするブロック敷く(私の場合、右側の犬走りのコンクリート面を基準にした。その面から40cmの位置に釘を打ち基準線としました。
水糸を引く。
水準器(ペットボトルを利用した物で可能)で、40cmの位置を、それぞれの杭にマーキングする。
マーキングした位置に釘を打っていき、それぞれの杭を糸で結ぶ。
私の場合、横幅が10mあったので、杭は6カ所打ってあります。
基礎ブロックを敷く
基礎のブロックを、基準線から40cmの位置に敷いていく。この場合、高ければ土を削り調整する。
低い場合、盛り土をすると、後で沈む可能性があるので、足らない分を柱の長さで調整しました。
基礎ブロックの水平確認
高さのレベルを取りながら、水平器でそれぞれのブロックの水平を調整する。
最後に
本格的な基礎工事の方法は、プロと違いできなかったのですが、1年近くになる今でも、デッキの
水平は保たれています。総重量は付属品も入れ2t近くになるかと思いますが、20カ所の基礎に
分散されているので沈まないのでしょう。
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●構造部を組んでいく
柱と構造材をボルトで組んでいく。
ショックドライバーで作業能率UP! |
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●ボルト組の部分
3カ所をボルトで組んである。
また、この時点で床面より下の部分は
防腐剤(クレオソート)を何回も塗り込
んである。 |
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●骨格の完成
45cmの大引きは1m間隔で組み
4cmの根太は40cm間隔。 |
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●床板の張り終わり
床板の裏面はカンナを掛けないで
表面だけカンナ仕上げ。
その上に屋外用塗料を3回ぐらい
塗った。
レベルがしっかり取れていれば床
面のレベルは完璧 |
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●床板の完成
釘はステンレスのスクリュー釘を使用少し長めの釘を使わないと、床板の反りで、釘が浮いてくる。
床 張 り
コストパフォーマンスに心がけて製作
床板の材質
コストを抑えるために、床板はスギの180mm×15mm×4000mmを使いました。腐れば張り替えると言うくらいの考えで設計
床板の加工
表面加工処理は、表はカンナをかけ、裏面は未処理のままで防腐、防カビ塗料を塗りました。裏面を未処理にしたのは、塗料をよく吸い込ますためです。
床板張り
固定用の釘は、ステンレスのスクリュー釘を使用。ただし、後で考えると鉄釘で固定した方が、釘の浮き上がりを押さえられたようです。今でも板の反る力で釘が浮きます。釘の長さは、板厚の4倍は必要です。
板と板の間隔は10mmとりましたが、簡単な治具(スペーサー)を2組作って固定すると間隔が手早く取ることができました。
板の裏表
板張りの基本から行くと、木表を上にして張る方が正しいとされていますが、今考えると木裏を上にして張った方が反ったときに山なりになり、水はけが良くなるのではと思います。
木表を上に張ったために、反ると船底状になり、水はけがいまいち良くありません。まあ、これも反らないように張れば問題ないのですが。
最後に
全般的には、上出来と思っています。細かいことを言うとキリがないので、90点の合格! |
●フェンスに覆いを取り付ける
覆い(目隠し)は別に作っておき着脱が可能にしてある。 |
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●和洋折衷(すだれの効果)
今回は試しにすだれを付けてみました。
これが以外と気に入っています。
右はすだれなし。左がすだれを着けた。 |
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●一応完成
一応完成しましたが、これから先々補修やら変更やらと永久に未完成で行きたいと思います。 |
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●これからの予定
取りあえず、手持ちの椅子とテーブルを置いていますが、このデッキに負けない位のベンチ、テーブル、椅子と順番に作って行きます。 |
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