新作作業工程(子供用椅子)
今まで、作業行程の細かい画像を残したことがなかったので、今回は徹底的に画像を残してみます。
木取りから最後の仕上げまで、できるだけ細かく掲載します。
●品名:子供用椅子(少しカッコ良い名前にしたかったが、取りあえずこれで)誕生プレゼント用スペシャルバージョン
● 材質:杉 寸法:h910mm×w380mm×d380mm
作業開始は、5月5日こどもの日 |
・略図
Cadから立ち上げた簡単な略図です。
和洋折衷、畳でもフローリングでも使えるように、日本家具の畳ずりを付けます。
最終的に、背板のデザインは変更するかも知れません。
「Cadと図面」のコーナーに、図面のプレビューとダウンロードができるようになっています。興味のある方はご覧下さい。 |
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この木は頂き物ですが、見たときにすぐ今回の椅子に使ってみようと決めていました。目はかなり荒いのですが、鉋を掛けてみると、思った以上に綺麗な木目が出ました。
この他の杉も、少し使う予定です。 |
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角材にするのが少し惜しい気もしましたが、厚みが60mmありますので、板として使うよりも、思い切って脚に使うことにしました。 |
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今回は、電動鋸を使わずに、手作業に徹しました。(板の反りで、鋸が止まってしまう。)
先に見えるのはクサビで、刃の締め付けを押さえます。 |
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お疲れさまでした。
久々の手作業で、少しばて気味!
900mm×60mm×50mm 約4本
600mm×〃 〃 約3本
400mm×〃 〃 約2本
その他若干 |
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この後、鉋掛けと平面を出します。
次回は、綺麗な木目をご覧頂けると思います。
逆さまに置いてあるのは、別に意味はありません。
(*^_^*) |
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今回はできるだけ手作業でやってみようと思っています。
「脚の平面だし」
鉋は手前から「荒仕込」「中仕込」で、使っているのが「仕上げの長台」と、一応は順番に使っています。 |
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一応綺麗な表面仕上げができ、綺麗な木目も出ました。 |
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座板にする予定の板を切りだしたところ。
若干の耳が残りましたが、厚みを減らしていき、できるだけ耳を残さないようにと考え中 |
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表面に水を引いては鉋を掛け、また水を引いて鉋掛けを繰り返す。
水を引くのは、削りやすくするためと、凹凸の確認ができる。 |
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色が濃く残っている箇所が低い部分で、何度も繰り返し削って平面を出します。
杉と思ってなめていたら、想像以上に堅く苦労しています。
(Wadaさん、堅いです。(-_-;)
この後、最終仕上げには、ご注意とおりペーパーで磨き込みます。) |
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