1.10099 日々の憂鬱〜2001年12月第6週〜

 過去ログを「鬱の蠅取壺」に収録する際、日曜日から土曜日までを一つの週と考え、週ごとに別ファイルを作ることにしている。するとたまに1日しかない週もある。そんな時はわざわざファイルを分けるまでもないのだが、今回は原則に忠実に処理することにした。次回以降どうするかはわからない。

1.10099(2001/12/31) 今年のアルゼンチンは来年の日本

 コミックマーケットから帰ってきた。句読点込みで6文字で表せば「色々あった。」
 出発から帰宅までを書いてみようかとも思ったが、大晦日であまり時間がないのでやめておく。買った同人誌のこととか会場で会った人のこととかも省略。あ、でも一つだけ書いておこう。
 二日目の昨日、某サークルで売り子をしていた駕籠真太郎氏(知っている人には説明の必要はないが、知らない人は全然知らないと思うので説明しておくと、マンガ家である。それ以上のことが知りたい人は自力で調べること)の姿を見かけた。駕籠真太郎ですよ、駕籠真太郎。たぶん私がこの一年で会った人の中でいちばんの大物だろうと思う。で、それがどうした、という話になるわけだが、別にどうもしない。何か話しかけようと思ったが、天下の駕籠真太郎を相手に何を言ったらよいのかわからず、結局『駅前花嫁』のタイトルに「喜劇」がついていないのはなぜか、というどうでもいい質問をしただけだった。

 今日は部屋の整理をした。バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」をシューマンがピアノ伴奏つきに編曲したヴァージョン(「伝説の珍曲」という先入観があったのだが、ピアノ伴奏は和声をごく控えめに補充しているだけで、それほどエグくはなかった。残念)のCDを聴きながら堆く積まれた本やらCDやらゲームソフトやらをひっくり返し、積み上げ、棚に入れ、並べ替えた。山の中から『論理トレーニング』(野矢茂樹/産業図書)を発見した。確か半分くらい読んだところで止まったままになっているはずだ。この機会に全部読みたいものだが、練習問題も多いのでかなり時間がかかることが予想される。
 未開封の『月姫』(TYPE-MOON)も発見した。誰が買ったのかは不明だが、こんなものをプレゼントしてくれる人は私の近くにはいないので、たぶん私自身が買ったのだろう。これもそのうち遊んでみたいが、攻略チャート(なぜか手元には『月姫読本』もある!)を見ると複雑そうなので、いつになるかわからない。
 さらに『課長王子外伝』(田丸浩史/角川書店)も見つけた。いや、これは今月買った本なので、別に埋もれていたわけではないが。3年ぶりの新刊ということだが……そうか、私もあの頃から3歳としをとったわけだ。あとがきでは「RHAPSODY/RAIN OF A THOUSAND FLAMES」に言及している。そんなアルバムが出ていたとは知らなかった。今度レコード屋に行ったときに探してみよう。

 さて、一年最後の日なので、回顧とか抱負とかそんなものを書いたほうがいいのかもしれないが、まだ「たそがれSpringPoint」は開設してから3ヶ月しか経っていないので、やめておく。今年はこれであっさりとおしまいにする。