(2)中性子ラジオグラフィ 丹羽 健夫 助教授・堀口 哲男 先生
原子炉より出てくる中性子を利用して、透過写真を撮る。
・被写体をアルミ板の上に並べ、セロテープで固定する。
・中性子を光に変換するプレートとフィルムの入ったカセットとともに引き出しに入れ、@の1Wで 臨界に達している原子炉の上にセットする。
・16分間中性子を当てたのち、現像をする。
・参考のために同じ被写体のX線写真も撮り、現像もおこなう。


右の被写体を撮影したもの。左はX線写真で、真ん中は中性子透視写真。
X線は重い元素は通過しにくいが、中性子は水のような軽い分子は中性子を比較的よく止めてしまうの で、X線とは異なった映像が得られる。

被写体と中性子−光コンバータープレートとフィルムの入った引き出しを炉心の上にセットしに行くところ
(ええぃ、重いけど一人で持った方が・・・)
比較のためX線写真も撮ろう
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