お弓神事
2009/01/11
毎度おおきに 店長です。
お弓神事が、1月13日16時より漁協隣の飛鳥神社で行われます。
航海安全と大漁を願う神事で、宮司が1本の矢を放つと、集まった男衆が境内の的に縛られた、3体のセミクジラの木彫りを奪い合います。
セミを手にした者は、その年は「大漁満足」と言われています。
その後、集まった人々は的を小さく千切って魔よけとして玄関に飾ります。

久しぶりに更新
2009/01/10
こんにちは 店長です
平成20年12月1日より、和歌山県では初めての衛生管理型の新魚市場が稼働しました。
太地町に建てて頂き、太地町漁業協同組合が管理運営をしています。
市場に入るには、長靴を消毒し、魚は全て箱に入れ床面より10p上げたパレットに並べます。面倒ですが、衛生的で気持ちいいです。尚、鯨は88畳分のひろ〜いまな板の上で解体です。
海水は、井戸を掘り滅菌装置で大腸菌を99%以上滅菌しています。
漁協スーパーで販売している魚は、新鮮・安い・美味しい・おまけに衛生的です。
いらっしゃいませ〜。

秋祭り
2005/10/09
こんにちは、店長です。
10月8日から3日間祭りです。
昨晩は、みこしが出ました。但し、太地のみこしは、飾りなど有りません。酒樽に棒を結び、炭当で化粧?をした若い衆が練り歩き、神社に奉納します。
神社にご神体を入れるとき、雨だったため酒樽に入れて運んだからだそうです。
太地漁協スーパー前で、商売繁盛の獅子舞を舞って頂きました。可愛い天狗も登場し、賑あいました。

9月1日よりゴンドウ鯨漁解禁
2005/08/27
こんにちは 店長です。

9月1日より当漁協の正和丸による太地沖でのゴンドウ鯨漁が解禁になります。
僕は、ゴンドウ鯨の尾肉や腹肉が大好物なので、早く食べたいよ〜 待ち遠しいよ〜。

昨年は、不漁だったので今年は期待しています。

写真は、漁協スーパーでの販売用にカットしている尾肉です。





IWC報告会で思ったこと
2005/07/21
こんにちは 店長です。

昨日、IWC報告会が太地町公民館にて行われました。
今年のIWC総会は6月20日から24日まで韓国のウルサンで開催されました。
水産庁資源管理部 漁業交渉官 森下丈二氏の話では、相変わらず捕鯨再開には至らなかったが、捕鯨賛成国が多くの場面で議論の主導権をとり、穏健な反捕鯨国を中心に対話の空気が拡大したとの事です。

そもそも、1982年のIWC総会で、商業捕鯨モラトリアムが採択された当時は、鯨種ごとの資源量が確認されておらず、『一時停止』と言うことであったはずです。
資源量の豊富な鯨種は捕獲枠を決めて、捕鯨を再開するという約束でした。全世界の海にはミンク鯨が100万頭以上生息し、日本の太平洋沿岸には、25千頭いることが確認されています。
私達は、鯨を絶滅するまで捕獲しようなどとは、考えていません。何故なら鯨がいなくなって一番困るのは鯨漁師ですから。豊富にある資源を有効利用したいだけです。
現在ミンク鯨150頭の捕獲を要求しています。IWC科学委員会に於いて作られたRMP(改訂管理方式)に基づき計算した結果の150頭であり、資源量には全く影響のない捕獲頭数ですが、IWC総会では否決されます。理不尽な話です。
こんなに沢山のミンク鯨がいるのに捕れないのです。

私が以前会った、自然保護団体を名乗る人の中には、都会の机の上で考えた自然保護を訴える人もいました。 太地の漁師は、自然と対話し、自然の営みの中で、400年前から鯨を捕って来ました。肉だけではなく、皮も内臓も、すべてを利用し、1頭捕れば七浦(7つの村)を潤すと言われました。しかし、アメリカ等の捕鯨船は日本の沿岸で捕鯨し、脂だけを捕って、肉等は捨てていたのです。勿体ない。元々アメリカ等は鯨の肉は食べずに、鯨の油が目的で捕っていたのです。石油が発見され、鯨の油が必要なくなり捕鯨を止めたのです。自国が捕鯨を止めたら、日本にも捕るなと言います。何と勝手なんでしょうか。

我々は『鯨の町』太地町の文化伝統を守って行く為にも、ミンク鯨の捕鯨再開を切望します。

出漁
2005/06/28
こんにちは、店長です。

ツチ鯨操業について少しお話しします。
日本海でのツチ鯨の捕鯨は、昨年までは、小型捕鯨協会により8頭を捕獲しておりましたが、本年より太地漁業協同組合が単独で行う事になりました。
本年のツチ鯨操業は、5月25日〜6月30日までの期間に10頭の捕獲が水産庁により許可されました。

6月25日、日付が替わった真夜中の0時に、正和丸(船舶トン数:15.2トン 船長:15.1メートル 船幅:3.2メートル 馬力:160馬力)は函館港を出航しました。夜明けには捕鯨場所の北海道松前沖に到着するために、夜中の出航です。

7時の定時連絡は、天候はれ、水温12.3度、波1.5、風1〜2。
9時の定時連絡・・・・・連絡が来ません。
もしや・・・・・
そうなんです。やりました〜 
9時45分完捕の連絡(船側に鯨を抱き、完全に捕獲した状態)
命中して作業中にて連絡が遅れていました。

捕獲場所は松前沖約45q
体長9.7メートル、体重10トン 雌のツチ鯨です。 
初出漁での捕獲、良かった。良かった。

(写真は、1頭目のツチ鯨では有りません)

帰ってきました。
2005/06/25
漁協スーパー店長の貝です。
私は、漁協本体の仕事で北海道の函館に、ツチ鯨を捕りに行っていました。
もっとも、私が船に乗り直接捕ったわけではなく、私は、鯨の解体等を行っていました。
時間が有れば、詳細を報告していきます。
写真は、乗組員と解体人&調査員です。

新ホームページ
2005/05/13
太地漁協スーパー/店長
太地漁協スーパーのホームページがリニューアルしました。
宜しく願い致します。

今期は、黒潮の蛇行が激しく、鯨だけでなく、魚・アワビ等も不漁ですが、5月4日久しぶりにマゴンドウが1頭捕れました。

太地漁協の正和丸は太地沖での操業は5月16日で終了し、5月25日からは北海道の日本海側でツチ鯨を捕獲します。


今期は不漁です。
2005/01/31
太地漁協スーパー / 店長
新店舗での営業も始まりましたが、魚・鯨・共に今漁期は近年まれに見る不漁です。特にマゴンドウは、小型捕鯨で8月25日に捕獲してから捕れていません。

エコ・テロリスト集団
2003/11/01
太地漁業協同組合 / 貝 良文
太地の伝統的な追い込み漁の漁師達は、またも今月始めにエコ・テロリスト集団のメンバーにいわれの無い攻撃を受けた。しかもその不法侵入者たちは、追ってメディアに対して数世紀にわたる伝統に基づいた漁業に関する事実をねじまげて報告し、自らの行動についても勝手な報告をおこなった。かれらの行動は、所属団体の資金集めの機会を拡大するためのものだと思われる。

そもそも、日本ではイルカや鯨を少なくとも9000年前から利用し始めていることが考古学者によって明らかにされている。沿岸地域において、まず座礁した鯨が利用され、小規模なイルカ漁も組織された。それから1606年には、太地において大規模な捕鯨が組織的に行われ始めたことが記録に残っている。これによって、太地は日本の伝統的な捕鯨産業の発祥地だといわれている。太地には400年に亘る誇らしい捕鯨の歴史があるのである。太地から伝統捕鯨は日本各地に伝わり発展していった。現代においては、太地の捕鯨者たちは、地元で数種類の小型の鯨やイルカを捕獲してきている。

追い込み漁は、日本政府が、国際法や国内法に基づいて持続的な管理を行っている漁業である。1946年、捕鯨国は国際捕鯨取締条約に署名をし、国際捕鯨委員会(IWC)を設立した。その目的は、「鯨資源の適切な保全を図り、捕鯨産業の秩序ある発展を可能にする」ことにある。IWCは13種の大型鯨を管理している。一方、イルカを含む小型鯨類は、それらが住む海域の沿岸国の責任のもとにおかれている。

日本政府は、科学的な資源評価に基づいて、種ごとに持続的な捕獲枠を設定している。追い込み漁の漁期中には、政府が任命した監督官が太地に滞在して操業の監督を行うとともに、捕獲された全ての鯨から調査のためのサンプルを収集しているのである。

日本にとっては、鯨やイルカの漁業は、何千年にもわたって重要な食料の供給源である。しかしながら、IWCが全ての大型鯨に、絶滅に瀕していようがいまいがモラトリアムを適用して以来、日本沿岸の捕鯨者達は、日本政府が責任を持って管理している小型鯨類しか捕獲することができないのだ。

現在太地の町は、侵入者に対して警戒体制に入っている。彼らの使命は、国際法や科学に基づかず、感情や自らの団体の経済的な関心にのみ基づいており、追い込み漁の事実を意図的にねじまげ続けようとしているのだ。追い込み漁は太地の伝統を代表する重要なものであり、太地の捕鯨者達は何世代にも亘って、地域住民に食料を提供してきた。そして、今後もそうし続けていくのである。


Japanese fishermen working in Taiji’s traditional drive fishery were yet again harassed earlier this month by representatives of an eco-terrorist organization. And yet again these interlopers have substantially misrepresented to the media both the facts about this centuries-old fishery and about their own actions-presumably seeking to enhance their organization’s fund-raising opportunities.

Archaeologists have shown that Japan began to utilise dolphins and whales as food at least 9000 years ago. Coastal dwellers first used beached whales and organized small-scale hunting operations for dolphins. Then in 1606 records show Taiji organized larger-scale whaling operations thus making Taiji the birthplace of Japan’s traditional whaling industry. Taiji has a proud history of 400 years of whaling. From Taiji traditional whaling operations spread and adapted throughout Japan. In modern times the community-based whalers in Taiji have taken several species of small whales dolphins and porpoises.

The dolphin drive fishery is a fishery that the Government of Japan manages sustainably pursuant both to applicable international and domestic law. In 1946 whaling nations signed the International Convention for the Regulation of Whaling establishing the International Whaling Commission (IWC) “to provide for the proper conservation of whale stocks and thus make possible the orderly development of the whaling industry.” The IWC manages the 13 species of large whales. On the other hand management of small cetaceans dolphins among them remains the responsibility of the coastal state in whose waters these are found.

The Government of Japan sets a sustainable quota for each species based on scientific abundance estimates. During the drive fisheries season government-appointed inspectors are in Taiji to oversee the fisheries and take samples for scientific analyses from every animal caught.

For Japan the fisheries for whales and small cetaceans have for thousands of years been important food sources. However after the IWC imposed a moratorium on the taking of all large whales endangered or not Japan’s community-based whalers have only been able to take the small cetaceans for which Japan has management responsibility.

Thus the community of Taiji is alert when interlopers whose agendas are based neither on international law nor on science but rather on emotion for economic self-interest continue willfully to distort the facts about this fishery. The dolphin fishery represents an important part of the tradition through which generations of Taiji fishermen have supplied their community with food. They will continue to do so.


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