各国の企業が2頭の乳牛を所有をしたらどうなるか?
*アメリカ企業
1頭を売り、残った1頭には4頭分のミルクを出すように
強制する。そのため乳牛は死んでしまい、社員は
びっくりする。
*フランス企業
すでに2頭の乳牛を所有しているのだが、3頭の乳牛が
欲しいと組合がストライキに入る。
*日本企業
通常の十分の一の餌で十倍のミルクが出るように、
2頭の乳牛の品種改良をする。
宣伝も上手で”カウキモン(cowkemon)”
というイメージキャラクターを創り上げ、
メディアを通じて世界中に売り込む。
*ドイツ企業
乳牛2頭をリエンジニアリングして、100年生き、
餌は月に一回、しかも牛が自分でミルクを絞るような
システムを作り上げる。
*英国企業
2頭とも検査に出されている。
*イタリア企業
乳牛を2頭、たしかに所有しているはずだが、
所在が分からない。とりあえずシエスタ後に所在
を探すことになっている。
*インド企業
2頭の乳牛を神として崇めているので、商売の道具に
するなどもってのほかである。
*中国企業
200人の従業員が2頭の牛のミルク絞りをしているらしい
が、この会社の報告書は完全雇用と牛の高い生産性を
強調している。
牛の数の報告はない。
中公新書「世界ビジネスジョーク集」
おおば ともみつ |