Usa

大国アメリカの登場です。ちなみにアメリカの笑い話に関して、つまらないものはとてつもなくつまらないと言うことが出来ます。
めまいのする位、呼吸を一瞬止めてしまう位つまらないです。他国の人間ならあまりにもつまらないので多分言わないだろうなあという代物でもどんどん発表してしまう。
さすが、チャンスの国アメリカであります。








各国の企業が2頭の乳牛を所有をしたらどうなるか?

*アメリカ企業
1頭を売り、残った1頭には4頭分のミルクを出すように
強制する。そのため乳牛は死んでしまい、社員は
びっくりする。

*フランス企業
すでに2頭の乳牛を所有しているのだが、3頭の乳牛が
欲しいと組合がストライキに入る。

*日本企業
通常の十分の一の餌で十倍のミルクが出るように、
2頭の乳牛の品種改良をする。
宣伝も上手で”カウキモン(cowkemon)”
というイメージキャラクターを創り上げ、
メディアを通じて世界中に売り込む。

*ドイツ企業
乳牛2頭をリエンジニアリングして、100年生き、
餌は月に一回、しかも牛が自分でミルクを絞るような
システムを作り上げる。

*英国企業
2頭とも検査に出されている。

*イタリア企業
乳牛を2頭、たしかに所有しているはずだが、
所在が分からない。とりあえずシエスタ後に所在
を探すことになっている。

*インド企業
2頭の乳牛を神として崇めているので、商売の道具に
するなどもってのほかである。

*中国企業
200人の従業員が2頭の牛のミルク絞りをしているらしい
が、この会社の報告書は完全雇用と牛の高い生産性を
強調している。
牛の数の報告はない。
  
中公新書「世界ビジネスジョーク集」
  おおば ともみつ

各国比較、こういうの好きなんですねー。
日本とドイツは大抵まじめ(まじめすぎる?)で
勤勉というイメージで描かれています。



ポーカーで勝ちたかったら一番間抜けな奴を探すことだ。もし誰が間抜けか分からなかったら、それはあなた自身なのだ」
  ある億万長者の言葉

僕は自分というものに自信がないためか、どんな組織に属しても必ず、自分はこの人達の中で一番間抜けな人間である、と勝手に断定してしまう癖があります。
他人が賢く見えてしょうがないという事です。



歯医者 ある男が歯痛に我慢できず、歯科医 を訪ねた。「抜歯するのに料金はいくらでしょうか」と彼は聞いた。「5ドルです。」と歯科医は答えた。
「たった2秒ぐらいの仕事に5ドルもとるのですか」とその患者は叫んだ。
「そうですよ。ご希望でしたら, もっとゆっくりと抜いてさしあげてもいいですよ」その歯医者は言った。
  千葉商科大学の個人ページより

歯医者って嫌ですね。好きな人あまりいないと思いますが。
僕は待合室ですでに半泣きの人。



なぞなぞです。
「ポップコーンを作るのに外国人は何人必要ですか?」
「5人です。1人がフライパンを持ち、4人がガスコンロをゆすります」
  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

普通はフライパンをゆすります。
これ、下にある「電球」のジョークと似ていますね。
僕はこういうの好きなのでつい採用してしまいます。
想像したら笑えるでしょう?



床屋にて
「旦那、こっちへ向いてもらえませんか」
「片側はそり終わったのかね?」
「いえ、血を見てられないもんで」
  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

さて、ブラックであります。アメリカの床屋シリーズ。
大抵客は血まみれにされる(か血まみれにされる危険性を背負わされる)ことになります。



醜く太った女がペットのアヒルを抱えてバーへやってきた。酔っ払いがこの様子をみて声をかけた。
「一体全体この豚、どっから連れてきたんでぇ」
「何ですって、だいぶ酔っているわね。これはどうみたってアヒルですよ。」
「いや失礼、俺はアヒルに話してんだ」
  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

女性に対してあまりにも厳しいです。が笑えてしまう。笑っちゃいけないから余計に笑えてくる。そんな経験あなたにもあるでしょ?



二人の男が商売を始めた。トラックを手に入れて、ジョージアへスイカを買い付けに行った。
トラックいっぱいのスイカを一個一ドルで仕入れ、ニューヨークへ持っていって、一個一ドルで売った。

お金を勘定してみると全然もうけがないことがわかった。「何がいけないんだろう」と一人が尋ねた。
何時間も考えた末もう一人の男が答えを出した。
「もっと大きなトラックが必要なんだ」
  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

これは馬鹿シリーズの一つ。「馬っ鹿だなあこいつら」と読者を優越感に浸らせます。人間は自分より馬鹿な人間を見るのが楽しいそうで。でもどこかでその自分も誰かに馬鹿にされているのですが。知らぬは本人ばかりなり。馬鹿が馬鹿を馬鹿にする。馬鹿ですね。(あっ、誰かが僕を馬鹿にしている。)



アメリカに行くと、ピーターメーターという大人のオモチャがあるそうだ。ピーターは男性シンボルの愛称で、一見したところピーターメーターはただの物差しだが、長さに応じて楽しい解説がついている。

1インチ、ただの蛇口。女に生まれるべきだった。
2インチ、95パーセントは想像力でいこう。
3インチ、いくらかましだがまだ不足。
4インチ、いちゃつくのが精一杯。
5インチ、ご家庭用サイズ。
6インチ、秘書嬢を喜ばすことができる。
7インチ、古い家庭道徳を破壊するおそれあり。
8インチ、大きい女か、小さな牛に。
9インチ、酒場の話題によし。
10インチ、見世物にのみよし。
  
新潮文庫「ジョークなしでは生きられない」阿刀田 高より

ちなみに1インチは2、54センチ。
ピーターメーターもし家にあったら男はみんな計ってしまうのではないでしょうか。かくいう自分のも是非一度計ってみたいなと思います。でも計ってる自分の姿を想像するとものすごく情けないのと、どこかで先祖が見てるかもしれないのでやっぱりやめとこうと思います。



「人間みたいなコンピューターを発明したよ」
「というと?」
「うん、そいつは間違うと他のコンピューターのせいにするんだ」
  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

未来のコンピューターには、しっかりとした教育、というかしつけみたいなものが必要になってくるかもしれません。
反抗期にはまったく作動しなくなるとか、「バカたれ」とか言い返してきたり。真剣にケンカしてしまいそうです。(今ですらケンカしてるのに)



電球を取り替えるのには何人必要でしょうか?」
「4人です。一人は電球を持つ役、残り3人ははしごを回す役です。」
  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

4人で相談してなぜそういう事になってしまったのでしょうか?傍から見ているぶんには実に楽しい光景なのですが。



「壁をすかして見る装置を発見したよ」
「すごいね、何ていう装置なんだい」
「窓っていうのさ」

  
丸善ライブラリー「アメリカン、ユーモア」鈴木 進

なるほど、すごい装置です。
是非、手に入れてみたいです。



さあ、帰ろう!
メニュウへ。