電池は生き物です。上手に使って長持ちさせましょう

せっかく安く購入しても電池の寿命を短くしたり壊したのでは意味がありません。正しく使うことで驚くほど充電池の寿命は延びます。より長く使うためのコツを電池メーカーの資料と過去の経験からまとめておきますので参考にしてください。

1、新しく購入されたときは、同じ充電池を使う個数でグループを作って電池にマーキングします。例えばAグループの電池、Bグループの電池……の様に。そして、充電も使用するときもグループを崩さないようにします。もし、4本の機器と2本の機器があれば、2本のグループと4本のグループというように分けてグループにして使用します。テプラ(ネームランド)なとでグループがわかるようにするといいでしょう。

2、時間のある時は通常充電器(急速充電でないもの)でゆっくり充電するといいでしょう。もし急速充電をしても、時間のあるときはそのまま数時間余分に充電しましょう。(充電ランプが消えていても一般的な充電器はトリクル充電になっている。)

3、デジカメなど機器に入れて使用したとき、電池がなくなり自動で電源が切れたときは(自動で切れない機器は電池が無くなったのがわかったとき。)再度電源を入れたりして、無理して最後の最後まで充電池を使うのはやめましょう。

4、保存するときも充電中も電池を使用中も、できるだけ20℃に近い状態で。無理なときもありますが、できるだけ。

5、充電器にもよりますが急速充電器は過充電がおこりやすいのでできるだけ通常充電器を使いましょう。また、満充電の電池を再度急速充電器に入れると過充電が起こりやすくなります。ちょっと使って、急速充電器に入れて充電というのは電池のためによくありません。むしろ最後まで使って充電する方が長持ちします。一般の機器ではシェーバーの急速充電回路など、AC/DC兼用タイプはACで使ってもスイッチを切ると急速充電モードに入るのが多いので、ACで使った後はコンセントを抜いて充電池がなくなってから充電した方が長持ちするようです。(電池残量モニターのついているものでは心配ないかも知れません。)

ひとことで言えば電池を混ぜて使わない。無理をして使わない。ということになります。理由は混ぜて使ったり容量の異なる電池を組み合わせたり無理して最後まで使ったりすると逆充電が起こりやすいということになります。最近の電池は過充電に対しては強くなってはいますが、それでも過充電をすると電池寿命が短くなります。