ハンダ付け判定キット SOL−01 のご案内


ハンダ付けは、電子回路の基礎技術です。

昨今の基板は、ハンダ付けの完全自動化が進み、さらに回路記述の電子化により、試作レベルでもハンダに触れる機会が少なくなっています。
一流企業の設計者でも、満足に手ハンダが出来ないとの話もあります。

ハンダ付けを習得する場合、実地練習として簡単な電子回路(電子キット)を製作する事で行う場合があります。
ここで行った作業の結果は、組上げた回路が動作するか、しないかの二者となって得られます。
ところが、回路の動作は一ヶ所のハンダミスでも動作しないのが普通です。
10%成功した人も、99%がOKでも残り1%のミスでも、動作で判定する限り、同一の動かない仲間として分類されてしまいます。

通常は、指導者が内容を判定して点数付けを行い、製作者にフィードバックする事になりますが、この作業は手間と時間を必要とします。

ここに紹介するハンダ付け判定キットは練習用のエリアに実装した部品のハンダ付け状態を検出して、数字で結果を表示するハンダ付け練習機です。
ハンダ付けの判定回路部分は完成されており、練習で行ったハンダ付けの良否は必ず点数として表示されます。さらに、どの部品が正常にハンダ付けされていないかの表示機能もあるため、おかしい部分を自分で調べる事ができます。

今までに、ハンダ練習用と称する電子回路キットは存在しましたが、ハンダ付けそのものを判定するキットはありませんでした。
ハンダ付け判定キット SOL−01 はハンダ付けの良否を表示する事に特化したキットです。
個人でのハンダ付け練習にもご利用ください。