TOYOTA MR2 G−Limited moonroof


MR2との出会い、それは61年の7月。折しもAW11が後期型に変わるその月に
私は新車で近所のディーラーからMR2を買いました。
セールスマンは新型は出ないと思いますと言ってましたけど、一週間で新型が出たのには
少々まいりました。(^^;(値引き0だったぜー。新車売ってから一度もアイツの顔みてないぞー)

時は遡り更にその2年前。就職をひかえて怠惰な学生生活をを送っていた私は、
ふと目を落とした雑誌でこの車をみた瞬間、ロータスヨーロッパを彷彿させるまさに
ミッドシップなそのフォルム(スーパーカーブームの中で子供時代を送ったトラウマなのか?(^^;))
に夢中になりました。
すぐさまディーラーに行きカタログを一部貰い、2年間穴が空くほど読み続けました。
そして、色はメタリックグリーンとゴールドのツートン、車種はGリミテッドと決め、
車が買える日を心待ちにしながら仕事と自宅ではカタログをにらみつける日々が続いたのです。
ついにある日、神懸かり的な事がおきました。MR2の夢は時折みていましたが、ナンバーまで
見えた事は無かったのに、初めてはっきりと見えたのです。
(後にこの夢は正夢だった事が証明されました(^^;)

それ程までに恋いこがれた車ですので購入後は相棒として扱い、大事にのりました。
事故の巻き添えを食って前からボンネットまで負傷してしまったりとか、色々ありましたが、
幸い大事には至らず、ボディの剛性を地道に上げたりしながら7年の月日が過ぎました。
そのころ走り屋のブームに火がつき始めた頃だったのでしょうか。知り合いの息子さんが
乗りたいので売って欲しいという話が舞い込んだのです。私は悩みましたが、そのころ家庭を
持った事もあり、暫くは乗れない日々も続きそうだったので、私が眠らせるよりも
大事にして貰えるなら、預けよう、、、。そう考え、いらなくなったら、廃車しなければ
ならなくなったら、どんな状況でも返してもらう事を条件にお譲りしたのです。

その車が先月ついに帰ってきました。フロントとリアとドアはかなり傷とへこみで傷んでいますが、
大事に乗ってくれてたようで、壊れている所以外はぴかぴかです。
エンジンもどうやら何度かおろしてる様ですが、問題なくフケ上がる。
ちょっとベルトを締めすぎてしまったのでしょうか、ACのプーリーもしくはベアリングが
いかれてますがこれも適正なベルトの張りにして壊れてる部品を交換すれば問題なさそう。
脚回りも大分味付けがジムカーナって感じ(^^;ですが、よく手入れされてる。
ひとまずはよく帰ってきたな、相棒ってところでしょうか。(^^)

最初から前後のタワーバーを入れておいたのがよかったのか、雨漏りは全然していません。
らっきーです。

というわけで今月からレストアに入ります。
工程としては、ドア、フロントスカート、フロントスポイラー、左フェンダー、の交換及び塗装。
右テール周辺板金塗装。フロント及びリアウレタンバンパーの全塗装。
右左リアタイア後ろ泥除け装着及び、その周辺のさびて穴が空いたところのステンレスによる穴うめ。
エンジンオーバーホール。
ステアリング部、ラック&ピニオンギア交換。
横部はフロントからテールまでほとんど塗り直しになりますが、オリジナルのステッカーとかは、
買えるのかなぁ。こればっかりは作ったり、中古で探すってのも無理そう。

しょの1:とりあえず部品探し
しょの2:板金塗装で入院

☆しめやんのホームに戻る