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 ■印象に残った女の子Part2

  彼女はおとなしそうな女の子。
  最初は正直、話しかけづらい女の子でした。
  そんな彼女に興味をもったのは彼女と話すようになって少し経ってから。
  僕と同じサークルだった彼女はもう一人の女の子と一緒に悩んでいて・・・
  話を聞くと、彼女は今までずっと両親の意向どおり生きてきたそうです。
  サークルも両親に言われていたから続けていた側面もあったそうです。
  今考えてみると、彼女はその頃から両親の強い影響力と戦っていたのかも知れません。
  そんな彼女がした、ある一つの決断。
  それは・・・初めて「自分の考え」でサークルをやめること。
  両親の影響力に対して少し反抗してみることでした。
  多分、彼女なりに小さな胸を悩ませた事だと思います。
  彼女から「やめる」と聞いた日、僕は何故だか少し嬉しかった。
  彼女がサークルをやめると寂しくなるのは分かっていたけど、少し嬉しかった。
  彼女が決断するために、僕が彼女の背中を少し押してあげられたことが嬉しかった。
  彼女のあの日の涙が無駄にならなくて嬉しかった。
  僕はこの時、彼女から色々な事を悟らされました。
  現在、彼女はパソコンの学校に行ったりして、「自分の考え」で積極的に活動しているようです。
  そして僕は、そんな彼女からたまに届くE-Mailを楽しみに待っているのです。


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