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 ■XXX

  文字でなら何でも書けるのに
  言葉では何も伝えられない
  僕の本当の気持ち
  どうしたら綴れるのだろう
  「君が好きだ」
  たった一言、言う事が
  長い間、僕を悩ませる
  愛情と友情
  僕の心の中を
  二つの「情」が駆け巡る
  友情が愛情に昇華する時
  僕は君に
  どんな言葉を囁くのだろう?

  小説を書くみたいには
  現実は動いてくれない
  分かっているつもりだけれど
  小説みたいなレンアイ期待してる
  もどかしい気持ちが
  僕を締め付ける
  一人でゆっくり生きることが
  少しずつ寂しくなってゆく
  一緒に歩いてくれる存在
  どうしようもなく求めている
  願望が現実になった時
  僕と君は
  どんな時間を紡ぐのだろう?

  二人で変化を望むより
  二人で安定を願いたい
  公園のベンチで二人
  ひなたぼっこする時間
  今日も明日も風の日も
  ずっとずっとこのままいたい
  本気でそう思った
  多くの事を望むわけではなくて
  望むことはたった一つだけ
  願いが君に届いた時
  僕は君に
  永遠の変わらぬ愛を誓おう


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