教育実習レポート

教育実習に行くまで




 教育実習・・・と一言で言いますが、皆さんは教育実習に行くためには色々な準備が必要な事をご存じですか?
 大学4回生時に教育実習の単位を履修することは勿論なのですが、この単位を履修するためには条件があるのです。
 私の大学では例えば「日本国憲法」・「教科教育法」・「部落解放教育の研究」etcetcの単位を所得せねばなりません。
 ここでお気づきの方もいるでしょうが、普通に卒業する学生よりもかなり多くの単位を履修せねばならない事態になるのです。
 結構、時間割は詰まってしまうと思います。それに、教職関係の単位を履修する為に自分の興味のある科目・好きな教授の科目を泣く泣くあきらめなければならない事も現実として起こってきます。
 ですから、私は教職課程を履修するのは「本当に先生になりたい人」だけにしておいた方がいいと思います。
 事実、教職の資格は先生になる以外はほとんど役にはたちません。
 (特に就職に有利だとか絶対にそんなことありません。体験者が言うのですから間違いありません)
 それでも教師になりたいあなたは頑張って下さい。

 さて、教育実習に行くための条件となる単位を取得すれば教育実習にいくことは可能になりますが、必ずしも自分の行きたい学校に実習に行けるとは限りません。
 教育実習は基本的には母校で行うのですが、母校が進学校の場合は受け入れてくれない場合も多々あるそうです。
 そうなれば大学の付属高校とかに回されることになります。
 また、母校が受け入れてくれる場合でも、ほとんどの学校は受け入れ定員を決めているので「先着順」ということになり、遅かった実習生はこれまた付属高校とかに回されることになります。
 それでは、どうすれば母校で実習できるのか?
 答えは簡単です。
 早くから学校側に教育実習に行きたい旨を伝えねばよいのです。
 私の場合は3回生時の夏からお願いしに行きました。
 周りの子もそれぐらいだったと思います。
 だから、教育実習に行きたいならば、早くのうちから「自分は教育実習にいくんだ!!」という気持ちを持っておかなければならないことになります。


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