教育実習レポート

他の教育実習生と・・・




 さて次は、他の教育実習生との付き合い方について考えてみたいと思います。
 今年、私が教育実習に行った学校では「30人弱」という学校始まって以来の教育実習生を受け入れていました。
 当然、教育実習生は「準備室」と言われる部屋を全員で一室与えられるわけですが、実際30人もいると訳が分からない状態になります。
 そして、人数が多ければ多いほど難しくなるのが、他の教育実習生との付き合い方です。
 結論から言うと、私はあまり他の教育実習生とは交流できませんでした。
 私の担当の授業が週に18時間ほどあり、教材研究の時間(予習の時間ね)や指導の先生との打ち合わせ、他の先輩方の先生の授業見学、他に諸々の雑用etcに追われて忙しかったので、他の教育実習生の方々の授業は研究授業を拝見できればいい方で、1時間たりとも拝見できなかった実習生の方もいて、とても申し訳なかったです(実際このことは私の反省点の一つです)。
 ですから、これから教育実習に行く皆さんは、出来るだけ他の教育実習生が一生懸命に行っている授業を見に行ってあげて下さい。
 「そんなのは見に行く必要はない」という方もいますが、私は時間の許す限り、見学に行くべきだと思います。
 他の教育実習生の授業を参考にするのも勿論ですが、お互いに見学に行きあって、「ああでもない、こうでもない」と議論を戦わせるのはきっと無駄じゃないと思います。
 指導の先生には分からない、私たちの若い感性しか気付き得ない事だって教育の現場にはたくさんあるのですから・・・


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