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 ■封神演義その2

 封神演義ファンのみなさん、こんばんは。
 今日は「ふじりゅー版・封神演義」のお話です。
 皆さんはジャンプ誌上で連載されている「封神演義」を見ていて不思議に思いませんか?
 ・・・そう、最近の「封神演義」は後ろの方なのです!!
 これは由々しき事態です。
 何故ならジャンプ誌上で後ろの方へなるということは「人気の低下」や「連載打ち切り」を連想させるからです。
 一昔前までは「巻頭カラー」や次の「パートカラー」やその次ぐらいにつけていたのですが、最近ではすっかりとその座を「ONEPEACE」に譲ってしまい、「封神演義」は「こち亀」のはるか後ろといった感じです。
 (そのせいで、最近シルフィーはジャンプを買っても「あれ、今週は封神演義休みかな?」と思うのが多いです)
  もし、「封神演義」の打ち切りが本当になるならば、中国文学を学んでいる者としては捨て置けない・・・ということで私なりに「ふじりゅー版・封神演義」の問題点を考えてみました。
 その一、「原作を意識してきている」。
 このことは、最近になって思い出したように「安能務著封神演義より」という一文が入った事に関係していると思います。
 もしかして安能さんサイドからクレームがついたのでしょうか?
 シルフィーとしては「これは封神演義であって封神演義でない」と押し通して欲しかったです。
 ここまで来て、原作を意識するのはふじりゅーにとってマイナスだと思うのですが・・・
 その二、「趙公明の問題」。
 趙公明に関しては僕の周りでも「???」という人が続出でした。
 「ちょっと趙公明が可哀想かな?」という感じがします。
 (原作では人気あるみたいだけど、ふじりゅー版では人気あるのかな?)
 その三、「題名が難しすぎる」
 たまに思うのですが、「ふじりゅー版・封神演義」って題名に哲学的な言葉をよく使いますよね。
 このことが若い読者を遠ざけているのではないでしょうか?
 (題名が難しい・・・封神演義は難しい・・・という具合に)
 と、色々と書いてみましたが、シルフィーは「ふじりゅー版封神演義」を決してけなしているわけではないです。
 たとえ「雷光鞭」が「ソフトクリーム」だとしても、シルフィーは「ふじりゅー版封神演義」が好きです。
 毎週「封神演義」のためにジャンプを買うと言っても過言ではないです。
 だからこそ「ふじりゅー版封神演義」には頑張って欲しいのです。
 ふじりゅーさん、頑張って下さい。
 「封神演義の世界をジャンプの読者に分かりやすく伝える」というあなたの使命はまだ終わっていないはずです。

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