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 ■ランキング番組についての考察

 最近は歌番組が復活の兆しがあり、各局とも相次いで歌番組をスタートさせています。
 その歌番組に欠かせないのが、現在のミュージックシーンを表す「ランキングチャート」ですよね。
 はじめは番組のおまけ的な「ランキングチャート」でしたが、このごろはチャートがメインの番組もいくつか登場しています。
 ここではシルフィー流に「ランキングチャート」の楽しみ方を伝授するとともに、独自の視点で「ランキングチャート」を斬ってみたいと思います。
 まず、最初に「ランキングチャート」の種類について考えてみたいと思います。
 種類にはいくつかのパターンがあります。
 1.「オリコンヒットチャート」だけを基本データにしているチャート
 2.各種、色々なデータをミックスしているチャート
 3.番組の都合で操作が行われているかもしれないチャート
 ちょっと補足しておきます。
 3.についてですが、これはもちろん「夜もヒッパレ」のことを差しています。
 この番組は「ある歌手が他人の持ち歌を歌う」というのがウリですから、当然練習の時間が必要なわけです。
 だから、かなり他のチャートと比べて「何か現実に即していないな・・・」ということがたまにあるわけです。
 (「この歌」ということでセッティングしてた歌手が「ランキングに入って無いから」という理由でボツというわけにはいきませんものね)
 まぁ、これはシルフィーの独自の意見です。
 (「夜もヒッパレ」もきちんとしたランキングだったらごめんね)
  もちろん、各種チャートを総合しているのかも知れませんが・・・ちょっと古いチャートだという感が否めません。
 (とかいえば、たまに新しいすぎる曲がチャートに入ってたりするんですよね・・・)
 さあ、説明はこのぐらいにして、本題に入りましょう。
 チャートの3つの種類の内、シルフィーがもっとも興味のあるチャートは2.です。
 もっと範囲を狭めましょうね。
 ずばり、「HEY!HEY!HEY!」の「パーフェクトランキング」と、「ミュージックハンマー」の「パワーチャート」です。
 これら2つのチャートに関係するのは「面白いチャート決定の要素がある」ということです。
 まず、「HEY!*3」ですが、このチャートには「TV ON AIRチャート」というのがあります。
 これがかなり曲者で、ランキングの上位に入ってくる曲は、ほとんど「フジテレビの番組のテーマソング」なのです。
 なんという不公平なチャートでしょう?
 はっきり言って、このチャートは主観的な面すら漂っています。
 一時期、「サザエさんの歌」がチャートインしていた時期があったのですが、画面に向かって「何でもありかい!!」と突っ込んだのを覚えています。
 「今週の第4位、サザエさんの歌!!」なんて、「いつの時代のチャートやねん!」という感じで面白いですよね。
 でも残念なことに(?)、このチャートだけは他のCD売り上げ、カラオケ、有線等と比べても圧倒的に比率が低いのです。
 比率が低いことでスタッフはバランスをとったつもりでしょうが、そうすると今度はこの「TV ON AIRチャート」の存在意義が分からなくなってきますよね。
 このへんの事情を分かる方はいませんか?
 「ミュージックハンマー」については別コラムにて・・・



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