算数科学習指導案



’94年度自作教育ソフト年鑑(学研)登録ソフト

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1 学 年  第2学年

2 単 元  ふえたりへったり

3 単元設定の理由

  文章題については,1年生で,2要素1段階の順・逆思考の問題を経験している。本単元では,3要素2段階の問題を順々に考えて解くことができるようにするとともに,加減の変量(オペレータ)に着目して事象の増減だけを判断して問題を解決する力を伸ばすことを意図している。
 算数科においては,学力の差が大きくなりやすい。A児は,積極的な学習態度であるが,B児は,教師を頼り,まず自分で取り組んでみようという態度に欠ける。様々な実態がある。そこで,児童がパソコンに興味をもっていることから,パソコンを用いた計算練習なども多く取り入れ,楽しみながら力をつけさせたい。B児には,やってみようという意欲を高められるよう,また,A児には,さらに高度な課題に挑戦できるよう,配慮したい。
 本単元でのいろいろに考えて解決させることから,「まとめて考える」(オペレータの考え)を使って問題解決することは,B児にとっては難しいことである。A児は,前時の問題とよく似ていることに気付いて,場面の絵がなくても解けるのではないかと考えた。そこで,最初の画面は,問題文だけ提示することにした。しかし,児童にとっては,理解しにくい場面であるので,ファンクションキーに登録してあるヒントを必要に応じて提示したり,解答の確認したりできるようにした。


  [f1キー] 題意がわからない場合,絵と文を対比させながら考える。
  [f2キー] まとめて解くことができない場合,入ってきた車などの変量に着目しながら考える。
  [f3キー] 画面を見ながら,学習の整理する。

     

4 指導計画(全5時間)

第1時 増増の場合を,いろいろに考えて解く問題
第2時 増増の場合を,まとめて解く問題 (本時)
第3時 減減の場合を,まとめて解く問題
第4時 増減の場合を,まとめて解く問題
第5時 減増の場合を,まとめて解く問題

5 本時の指導

 (1)本時の目標
   3要素2段階増増の問題をオペレータに着目し,まとめて考える解き方を身に付ける。
 (2)準備物(教師)
    LOGOシステム,データディスク(「増減問題」プログラム),プリント
 (3)本時の展開 

学 習 活 動 支援と評価
・パソコンにより前時の復習をする。「れんしゅうもんだい」をメニュー
 から選択する。
・必要に応じてパソコンの画面を提示する。
・「ちゅう車場に車が17だいとまっていました。そこへ4だいはいって
 きました。また,6だいはいってきました。車はいまなんだいあるで
 しょう。」という課題について考える。「レベル1」をメニューから選択
 する。
・前時の課題と比較させ,解決方法の見通しが付けられたか。
・題意のヒントはf1,考え方のヒントはf2を,それぞれマウス
 でクリックさせる。ヒントを手掛かりに自力で解かせる。
・解決方法の発表 ・「17+4+6=27 」「17+4=21 21+6=27」
 などの解答が出された場合,オペレータに着目して,計算した
 方が便利であることに気付かせる。つまり,4+6=10 後
 から増えた車は10台であり,17+10 と計算が容易である
 ことを理解させる。
・f3「確認」をクリックし,学習のまとめをする。 ・課題の題意をアニメーションで表現し,オペレータをまとめて考
 える解き方を提示する。
・練習問題をする。 ・プリントの課題を解く。