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7 考察

 本時は,長さや面積という単位をただ記憶しているのではなく面積の単位は長さの単位をもとにして構成され,長さと面積という個々の単位を関連づけて理解させるため,LOGOシステム、データディスクを用いて授業を行った。児童は,今まで個々に学習してきた長さや面積の単位の相互関係について理解にとどまっているため,本時を取り扱うことによって,統合的に単位間の関係をとらえ直すことができるよう指導した。そのためにメートル法としての単位をただ記憶させ,既成事実として単位を教えるのではなく,メートル法とは十進法をもとにしたしくみになっていることに重点をおいて授業を展開した。
  「長さ」「面積」という単位は児童がすでに知っている内容だけに興味深く学ばせるための工夫が必要であり,コンピュータでの単位換算表の活用の学習は児童の視覚にうったえることができた。さらにコンピュータでの単位換算は,単位の記憶だけでなく、十進法のしくみになっていることの理解を深めることができた。「なぜ面積の単位は,100倍ずつ構成されているのか」を考えさせる時,長さの単位との関係が明らかになってくる。この時,一辺の長さと面積の関係をはっきりとらえさせる必要がある。そうすれば面積の単位のしくみがもっと容易に理解できる。
 今回の授業では,面積の単位換算を理解し定着させるために二人一組で練習問題に取り組んだ。児童は,お互いに自由に数字を入力し問題を出し合い確認することにより苦手な単位換算もゲーム感覚で楽しみながらできた。これからは,コンピュータ学習の機会が増えていくだろう。したがって教材研究を深め、どの場面でコンピュータを使うかをよく考えていかなければならない。今後は、コンピュータ学習において児童の興味や関心を高めるだけでなく児童自らが課題意識を持ちコンピュータを一つの道具として使い,問題解決をしていく能動的なコンピュータ授業の研究を深めたい。



メートル法換算器