すごろく自動車レース「計算競走」


’95自作教育ソフト年鑑(学研)実践事例
<体験ソフトとしてプログラムデータ添付>

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1 ソフトのねらい

 計算技能に習熟するためには粘り強いドリル練習が求めらますが,子供達にとってはあまり楽しい学習とはいえません。パソコンでの計算問題には,解答結果が即座に判定される応答性ばかりでなく,興味関心を高めるゲーム性をもたせることもできます。
 遊びと学習を融合させ,知らず知らずのうちに子供達が力をつけていけるような,また学ぶことの楽しさやおもしろさを実感できるような学習環境をつくっていきたいと願っています。

2 ソフトの使い方

(1)ソフトの操作手順

@ LOGOwriter2を起動します。
A 目次のページから矢印キー↑↓で「計算競走」を 選び,リターンキーを押します。
  「計競TOOL」は「計算 競走」を実行させるための関連ファイルなので,プログラムを起動させることはできません。

(2)ソフトの実行

【メニューの選択】
たし算をする場合はテンキーの1を押し,ひき算をする場合はテンキーの2を押します。
プログラムを終了させるにはテンキーの9を押します。

3 ゲームの基本的な使い方

 コースを選択すると,ゲームについての説明画面が表示されます。ルールが確認できた後,リターンキーを押すとゲームが始まります。2人でゲームを行う順番を決めます。先に問題に答える場合は,赤い自動車となり,問題や解答も赤い文字で示されます。後で答えると,白い自動車で,同じように白い文字で表示されます。
  解答はテンキーから入力し,間違いがなければリターンキーを押し確定します。問題に正解すると,すごろくが回りだし,何かキーを押すまで回り続けます。出た目の数だけ自動車を進めることができます。計算を間違えると,メッセージと正解が出され,自動車はバックします。そして,もう一度チャレンジします。正解が出せるまで交代できません。赤か白の自動車どちらかがゴールインすれば,ゲーム終了です。画面左下に表示される《《をマウスでクリックするか,マウスがない場合はCTRLキーを押さえながらf・1を押すと,メニュー画面に戻ります。
○ゲームの雰囲気を高める機能
 道路のところどころに,たくさん進んだり,バックしたりするゾーンを設け,ゲームの雰囲気を盛り上げます。カンガルーマークのところに自動車がうまく到達すると,ジャンプ(たくさん進む)します。ジャンプする距離は,乱数を発生させて決めます。ドクロマークのところに自動車が行くと,バックします。バックする距離も乱数で決めます。さいころの目が小さいとなかなか脱出できません。ジャンプしたりバックしたりする距離は運まかせなので,レース展開に変化をつけることができます。
 また,何種類かの効果音も用意し,意欲的に取り組めるように工夫しました。ゲームのおもしろさのひとつは意外性です。カンガルーマークやドクロマークで進んだりバックする距離はその都度変わるので,一発逆転のドラマが生まれるかもしれません。もうひとつは,自分の意志でゲームをコントールできることです。計算問題に正解することと,すごろくの回転を止めてできるだけ大きな目を出すことは,子供達の腕にかかっています。出た目の数に一喜一憂する場面です。
○2人1組の対戦型ゲームの利点
 
子供達がパソコンとばかり向き合い,教師と子供達あるいは子供同士で交流する機会が少なくならないようにしたいものです。2人1組で行うレースでは,身近な競争相手がいるので,ゲームにも熱が入ります。時には競争を忘れて,教え合いや励まし合いをする光景に出会うこともあります。
  パソコン教室には子供2人に対してパソコン1台の割合で導入されていることが多いので,対戦型ゲームは活用しやすい形態となります。今後指導目標と子供達の実態に合わせてパソコンの一斉指導や個別指導などの活用形態を考えていきたいものです。

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