算数科学習指導案


’93年度自作教育ソフト年鑑(学研)登録ソフト

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1 学年   第1学年

2 単元  かたちづくり 

3 単元設定の理由

 これまで児童は,「第4単元いろいろなかたち」の学習で,身のまわりの具体物や積み木を使った操作活動をとおして,立体図形について
基礎的な経験をするとともに,立体図形の面を写しとることによって,その構成要素である面にも着目してきている。「さんかく」「しかく」などの
用語も使っている。
  本単元は,色板(直角二等辺三角形)をもとに具体的事物や平面図形を面で構成したり,棒や点をつないで平面図形をつくることによって図
形を構成する力をのばすことをねらいとしているので,面構成(色板による平面図形の構成)→線構成(ひごによる平面図形の構成)→点構成
(点をつなぐことによる平面図形の構成)といった流れのもとに構成されている。また,色板ならべをとおして,色板の枚数に着目させることによ
り,面積の素地にもつながる見方を養っていく。
 したがって,指導にあたっては単に児童の興味を満足させるだけにとどまらず,提示された図形やかげ絵をもとに,どのように構成すればい
いのかといった見通しをもたせながら具体的な図形を十分操作させたい。そして,図形に対する直観力・構成力を養いながら,児童の図形に
対する関心をいっそう深めていくようにしたい。図形を児童自ら構成させることは,図形への親しみをもたせ高めるだけではなく,児童の創意性
ものばすことになるので,積極的に取り上げるようにしたい。
 児童は,積み木遊び,ねん土遊 び,絵づくりといった作業は,興味・関心をもって取り組んできているが,本単元のように,色板をならべて思
った形を構成するという操作は,案外むずかしいものである。そこで,うまく構成できない場合は,パソコンを用いて,写真の具体的事物の形に
着目させ,写真の中にいろいろな形があることに気づかせたい。また,自分でもやってみたいという意欲を高め実際に色板を並べる作業では,
色板の色や向きに視点をあてながら具体的な構成方法を理解させたり友だちどうしで協力させたりして,どの児童にも成就感を味わわせられ
るよう配慮したい。

4.単元の目標

 色板や棒,点を使って,いろいろな形をつくることをとおして,図形を構成する力をのばす。 

5指導計画(全5時間)

第一次 いろいたならべ  2時間
  第1時 色板による具体的事物の概形の構成   (本時) 
  第2時 色板によるかげ絵あそびと大きな三角形の構成 
第二次  ぼうならべ    1時間    
第三次  てんつなぎ     1時間  
第四次  おさらい      1時間     

6本時の指導

1)本時の目標
 色板を使って,いろいろな形を構成することができる。
(2)準備物
    教師:パソコン,KiTシステムディスク  データディスク (形づくり.stk)   
    児童:色板
(3)本時の展開

学 習 活 動 支 援 ・ 評 価
第4単元「いろいろなかたち」の学習を想起する。 黒板に提示された絵を見て,何の形がふくまれているか考える。
重なったり,はなれたりずれたりしてはいけないことを知らせる 色板並べ(水車小屋)をした後,構成方法をパソコンで確かめる。
色板並べ(ロケット,金魚)の方法を考える。 色板並べ(水車小屋)での構成方法を応用する。
どんなところを工夫したか話し合う。
色板並べ(ロケット,金魚)をする。 うまくできない児童には,パソコン画面を見て,色や向きに視点を
あてさせて,構成方法を理解させたり,友達と協力させたりするな
ど工夫させる。十分に時間を与え,操作を楽しませる。
本時のまとめをし,次時の課題を確かめる。 見通しをもって考えられたか。楽しんで操作できたか。



「形づくり」マニュアル

1 KiTEDシステムでの起動方法
 ・システムをAドライブ,データをBドライブに入れる。
 ・システムの起動後,マウスの右クリックを2回し,メインメニューを出す。
 ・「Dドライブ」を選択し,データが入っているBを指定する。
 ・「U道具箱」を選択した後,「Uスタック」「L読み込み」「KATATI.STK」を指定すると,プログラムが起動する。
 ・マウスの右クリックを2回し,メインメニューを消す。


2 KiTシステムでの起動方法
 ・KiTシステムの入ったディスクにデータプログラムをコピーする。
 ・A>の後に,「KIT KATATI /R/Q」と入力する。


3 「形づくり」の操作方法
 @水車小屋の写真が表示され,課題の解答が分かったら,「わかたったらクリックしなさい」というところにマウス(画面場では手の形をしている)
  を移動させて,左クリックする。
 A写真の上に線が引かれ,三角形や四角形を表すことを示す。
 B写真の下に1から8までの番号が表示されるので,順番に左クリックしていくと,色板で水車小屋を形づくっていく様子が示される。
 C「れんぞく」を左クリックすると,先のBの手順をシミュレートする。
 D「つぎ」を左クリックすると,ロケットの写真が表示される。
 E「わかったらクリックしなさい」を左クリックすると,写真上に線が引かれ三角形や四角形を表示する。
 F「いろいたをならべよう」を左クリックすると,色板で構成したロケットが表示される。
 G「つぎ」を左クリックすると,熱帯魚の写真が表示される。
 H「わかったらクリックしなさい」を左クリックすると,写真上に線が引かれ三角形や四角形を表示する。
 I「いろいたをならべよう」を左クリックすると,色板で構成したロケットが  表示される。
 J「おわり」を左クリックすると,終了する。(KiTEDで起動した場合,「スタックを保存する」を選択する。)