実践事例(ゲーム・ドリル型活用)【第4学年「小数」】

’96年度自作教育ソフト年鑑(学研)登録ソフト

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1 指導のポイント

 小数については,第3学年で10分の1の位を学習している。本単元では,その範囲を拡張し, 100分の1・1000分の1の位までの小数の意味と仕組みを理解する。小数も整数と同じように十進位取り記数法の仕組みになっていることから,整数と同様の演算ができることに気付くようにしたい。
 導入にあたっては,パソコンで走り幅跳びをすることでゲーム性を取り入れ興味づけをした上で,端数があるときの表し方を考えさせる。その際,端数部分を処理するために既習の10分の1よりも小さい100分の1の位が必要であることを導き,自主的に課題を解決させる。
 パソコンを使うことによって「1m,0.1m,0.01mを跳んだ長さを当てはめながら位の箱に数を入れ,小数に表す」作業を,個の学習進度に応じて繰り返し,本時の理解を深める。 

●単元目標

(1)1000分の1の位までの小数のしくみと概念を理解する。
(2)小数の加法,減法の計算ができる。

●指導計画<全12時間>

第1次 小数の表し方(3時間)
     第1時 100分の1の位までの概念と表わし方(本時/パソコン活用)
     第2時 かさなどの小数の表し方と100分の1の位までの純小数 
     第3時 1000分の1の位までの小数 
第2次 小数のしくみ(3時間) 
第3次 小数のたし算・ひき算(4時間) 
第4次 どんな計算になるかな[演算決定](2時間)


2 授業展開/プログラム名「はばとび」

 画面上で2人1組の走り幅跳び競争をする。踏み切るときの角度によって跳ぶ距離がきまるようにプログラムした。そして,跳んだ距離を正確に計測したいという意欲を喚起する。 「とんだ長さをm単位で表そう」と課題を提示し,1m単位で測ったときの端数の表し方を考えさせる。
 260cm,287cm,305cmをm単位で表す方法を集団討議で考え,シミュレーションで深める。発表者にとっては考えの確認としてとして,他の児童にとっては有効なプレゼンテーションとしてパソコンを活用する。その後,再度,2人1組の走り幅跳び競争を挑戦する。跳んだ記録を1目盛1mの巻尺を使って計測する。そして,1m,0.1m,0.01mがそれぞれいくつあるか,テンキーから数値を入力する。そして,正誤判定を行う。