「 夏色風唄 」



木洩日の光を背中合わせに

わずかに触れ合った小さな指先


麦藁帽子に結んだ白いリボン

ふんわり長い栗色の髪を

風に揺らして



俯いたまま つぶやく


君の言葉が

涼風にかき消されていく


静かに流れるせせらぎの音

クリアブルーの水時計


乱反射する光の虹を

頬で受けとめながら


君の一途な歌声に

同じ想いを映した瞳に



そっと 囁く


絡め合った指と指に

夏色の笑顔を添えて



2002.9.20 前作の「夏の日の思い出」の続きとも言える?「歌詞」です。
公開がかなり遅れて季節外れ(11月後半)になってしまいました(^^;;すみません。