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ひとやすみ |
観測3周年 2008/08/01
早いもので、地震の前兆現象観測を始めて丸3年が経った。昨年より始めた地震予報は、73%(2008/07/20時点)くらいの確率で10日以内に予測したポイントに発生している。もちろん全ての予測したポイント全てで発生する訳でもない。「ただ並べているだけじゃないの?」との声が聞こえてきそうな予測マップを毎日制作し続けている。しかしながら、ランダムな値を基にしてマップを作ってみると、決して毎日制作しているマップのようにはならない。予測マップは、意味を持っている。それだけは確かだ。
今年の夏からは、全国何処の地域であろうと地下の動きを再現する事が、できるようになった。震源リストは、2002年から提供されているので、それ以降に発生した震度5以上が観測された地震の動きを再現したマップを制作蓄積している。前兆現象を観測していらっしゃる方々のために順次公開していきたいと考えている。 しかしながら、未来に起きるであろう地震について詳細なマップを作る事は、躊躇している。無用な混乱や流言飛語を発生させ、予測した地域に経済的損失を発生させる恐れがあると考えられるからだ。事実、岩手宮城内陸地震では、観光産業に大きな風評被害が起きているようだ。地震とは関係ないが、私自身も風評被害を2回受けた経験があるので、情報の流し方には慎重にならざるを得ない。 国民は事実を知るべきだと思うが、知り得た情報にコメントをつけ全国に流す事が、簡単になった現代においては、より慎重さが求められると考えている。こうした考えがあるので、詳細な未来予測マップの提供は、会員さんのみとしたい。 今の予測計算式は、単純に統計的な計算を行なっているに過ぎない。地震の場合は、フラクタルとカオス要素が同時に実行されているように感じる。フラクタルは相似、カオスは混沌とも言われているが、発生するタイミングは、フラクタル計算で求められ、起きる場所はカオス計算で求められるのでは?ないかと考えている。想像の域を出ないので、全く当てにならないが、日々の観察からそんな風に感じられる。 私の予測プログラムは、規模を予測できない。規模を予測しているホームページを見かけるが、どうやって予測しているのだろうか?不思議だ。規模を予測するためには、地震によって動く範囲を予測しなければいけないはずだ。地震のエネルギーは、動く範囲の質量に比例するのではないか?と私は考えている。本年起きた中国四川大地震では、300kmもの断層が動いたようだ。経緯度3度に相当する地域が動くほどの、とてつもない質量の大地を動かすほどのエネルギーが蓄積されていたはずである。前兆がなかったとは思えない。 ともあれ場所と時期の予測は、現在の計算式を使い、計算量を4倍すれば精度が上がると思われる。残念ながら、非力なパソコンでは、1時間余りの計算量となるので先送りしている。残る「規模」を計算で求める為には、どうするか?4次元ベクトル計算もしくはカオス計算が必要だと思うが、取っ掛かりが、まだ見つからない。 地震予知計算式の実現は、私がこの世に存在しなくなるまでのテーマなので、慌ててはいないが、大勢の方々の為に役立つと思われるので、出来る限り早く理論化したい。 |