2003- 10-10  局前あきらのホームページ


テンカララインの作り方

 
 
   1.はじめに

   2.テンカララインの作り方

   3.釣果のほどは

  .ライン製造器の作り方は?
 






 
完成したラインの画像
 
1.はじめに






 
現代テンカラの冨士弘道氏に影響されて、自分で巻けるテンカラライン製造器をつくりました。(写真)
 それまでは、手でよりあわせていたのを、この器械を使ってからは簡単になりましたが、市販の製品を購入してもそんなに値段が変わりません。
 なぜならフロロカーボンのラインが高いからです。
 ちなみによく使うのはシーガーフォース(呉羽工業)・・・宣伝しているのにライン贈ってくれないかしら。
2.ラインの作り方

 
これは冨士氏の作り方をまねて、自分の器械を使用してラインを寄り合あわ
せる方法をのせました。どうぞみてやって。
   
                    
3.釣果のほどは





 
竿とラインの相性もあるかと思いますが、本で紹介されているように捨てバリ釣法なので7対3の源流テンカラ竿を使用しています。
 毛針をとばすのに力がいります。毛針によっても飛んだり飛ばなかったり。研究中です。
竿のスペックはダイワ(源流テンカラLT−35)・・・ここでも宣伝・・・ダイワさん竿くれないかしら。
 
平成12年5月 某渓流で午後1時釣り開始
         毛針はカディス14番。
チョイチョイと釣り上げるが、目の前に現れたのは3人組のフライヤー達。しまったと思って、場所を変えるにもせまい渓流のこと、行くところがない。せっかく足を運んだので、しかたなしに離れて、釣り上がる。針に掛かるのはババジャコ達ばかりなり。
2時間ほど上がったところで、先行者達が下ってきた。「大岩から先は釣り上がっていませんので、どうぞ」とのこと。釣果は?と聞くと全くの坊主だそうで、2回ほどあたりが来たけれど、逃がしてしまったとのことでした。
 毛針を逆さ毛針に換えたり、赤色のパラシュートに換えたりしながら、釣り上がるが15cmほどのババジャコを筆頭に10cmのアブラハヤなど7匹ほど掛けただけ。
アマゴらしき影は1度きり、白の普通毛針にチェンジして第一投目。落ち込みに落とした瞬間、バシャッとあまりの早さに思わず、見とれてしまい合わせるタイミングを逃がしてしまいました。
後は、何事もなかったようにただ静けさが・・・・・あれは、本当にアマゴだったのかなぁ。
 面白かったのは普通毛針が、夕方から出てきた風に舞い、本当に生きた虫のように水面をかすめた瞬間飛びついてきたのはババジャコ。瞬間に合わせをくれると魚は遙か後方にワープしていました。
4.ライン製造器の作り方は?
 
   
写真のように木製台(B)をアクリル板ではさみ、針金ハンガー(D)をクランク状に曲げる。
はさんだアクリル板の真ん中には円盤状の7つの穴をあけたアクリル板をはさんである。
富士氏(テンカラの達人)の本にはギヤで糸を撚るように書いているけれど、これだと自作できる。
Cの軸にドリルドライバーを取り付け、回転させると、円盤によって連動した7つのクランク軸が同一方向に回転してテグスを撚っていくという仕組み。
テンション(負荷)は糸の反対側に輪ゴムとサルカンを使って引っ張っておく。
間には等間隔円形に7つの穴をあけたアクリル板をおいて、撚りかげんを調整する。
Aには市販の万歩計を取り付けておくと、ある程度の回転がわかるという仕組みである。
 
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