モユっちのひとりごと(6)

▼ときめき?!▼


来てくれたんやね...

02/10/25


♪リーンゴーン...リーンゴーン...(←チャイムの音)

【MKT】はっ?!(←チャイムの音で気が付いた)
     んー?なんだココは...?(うろうろ)
     って...ん?あそこの木陰に居るのはモユじゃないか?
     《あれれ?何とな〜く、いつもの制服のセーラー服と違うような...ま、いいか》

【モユ】あ...。(恥ずかしそうに木の陰に隠れる)

【MKT】ナニやってんだ?
     居るの判ってるんだから、隠れてないで出てこいよー。
     《どーせ、また、何かイタズラしようとか思ってるんだな〜》

【モユ】...来てくれたんやね...先生...。

【MKT】へっ?先生?
     《あれ?そう言われれば、ボクは学校の先生だったような気がしないでも...》

【モユ】手紙...ちゃんと読んで下さったんですね...。

【MKT】ああ...三星...あの手紙はキミが書いてくれたんだね?
     《あ、勝手にセリフが...って、ミホシ?何故、今更、モユっちのコト、名字で呼んでんの?》

【モユ】ゴメンなさい、呼び出したりしてしもて...。
    どうしても、ウチの気持ち、先生に知って貰いたかってん...そやから...。

【MKT】......。

【モユ】ウチ...ウチ...先生のことが...!(涙目&真っ赤)

【MKT】三星...それ以上...それ以上は言うんじゃない...。
     《わーっ!「それ以上」って2回言うてるよ、ボク!?恥ズいーっ!》

【モユ】そやかて...そやかて...。(半泣き)

【MKT】三星...すまない...。
     でも、ボクは教師でキミは生徒だ...それ以上言われると、先生、困ってしまうよ...。
     ...解ってくれるね?

【モユ】やっぱり...はははっ...そうですよね...。
    ウチも、ムリやって解ってたんやけど...あ、あはは...。
    ...でも、『この下で告白した女のコは幸せになれる』云う伝説のある、
    校庭の...この樹の下でなら、ウチの気持ちも伝わるかもって思て...。
    あはは...ウチってアホやなぁ...うううっ。(涙)

【MKT】ミホシ...。
     《うわーっ!泣いてるモユっち見てたら、可哀想になってきちゃったじゃねーかぁ!》

【モユ】...う...ううう...。(ぐすっ)

【MKT】......。
    《イカーン!!?「ギュッ」てしてしまいそうやぁ〜!(爆)》


ドンドンドン!


【MKT】...へ?

【モユ】やーっと起きたわー。オハヨー、にーちゃん。(←フトンをバンバン叩いてた)

【MKT】み、ミホシ?

【モユ】はぁ?ナニ寝呆けたコト言うてんねん!
    マクラ、ギューッて抱いて...どーせ、しょーもない夢でも見てたんやろー?

【MKT】夢?...あ、い、いや...そ、それは...。(汗)

【モユ】どんな夢見てたんや?ウチに言うてみ?

【MKT】わーっ!何にも見てないっ!夢なんか見てませんっ!

【モユ】...にーちゃん、なに焦ってるねん...。(じとっ←疑いの眼差し)
    って、そんなコトよりっ!!早よーせんと、遅れてしまうでっ!

【MKT】ゲッ!もうこんな時間?!ヤバっ!早く仕度せんとっ!

▼とか言いながら「やっぱり、いつものモユっちの方がイイな〜」と思うMKTなのでした(笑)▼





▼MKTのコメント▼

というコトで、今回は、イラスト、文章ともにちょっとハズカシイ路線でお送り致しました。(苦笑)
因みに、今回のイラストは、ボクの友人:KALくんからお題を頂きまして制作したモノです。
我々の仲間ウチでは、OFF会のたびにボウリング大会をやってるんですけど、
このボウリング大会では、1位の人は2位の人に、2位の人は3位の人に...と言う具合に、
それぞれ、負けた者にイラストを描かせるコトが出来るというペナルティが有るんですわ。
で、先日のボウリングではボクの順位がKALくんの下だったので、お題を頂き、絵を描いた訳です。
そのお題というのが、「伝説の木の下で告白するモユっち:ときメモの制服バージョン」というモノ。
いまさら、ときメモ?!しかも、なんちゅー恥ずかしい場面設定!しかも、明るさがウリのモユっちで?!
ウチの『モユっちのお部屋』の主旨(そんなモンあったっけ?)を完全に無視したお題...。(爆)
しかし、敗者は勝者の命令に従わねばならないルール...仕方なく了承したワケなのですが...。
で、描いてみたのですが...あまりに自分の絵柄に合わなくて、思っていた以上に難しかったです。
ストーリーの方も、けっきょく夢オチで逃げてしまってますが、コレが精一杯でしたね。(笑)
あと、「先生と生徒ネタ」というのは、個人的に激萌えなシチュエーション。(爆)
普段は妹のようなキャラクターのモユっちを使って、一度、やってみたかった状況でもあります。
まぁ、考えてみると「兄と妹」も「教師と生徒」も、ちょっとヨク似た関係のように思えますね〜。
なんにせよ、やっぱ、こういうテンパった表情&シチュエーションというのは苦手ですわー。
...と、まぁ、いろんな意味でキツイお題でしたが、なんとか完成して個人的にはマンゾクです。
見て下さった皆様、どうもアリガトウございました。




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