「化学の常識おもしろ知識」にこんなことが書いてありました。

「脳は全体中のわずか2%の重さしかないが、消費する熱量は全体の20%にも達する。一方、筋肉と皮膚は全体中の50%以上の重さを持つが、消費する熱量は脳と同じく20%ほど。」

ということは、同じ消費なんだから、体を使うのも脳を使うのも同じだということですね。しかし、この先の話をまとめると、脳を使ったほうが効率的だと言えそうです。それは、脳はエネルギー源にブドウ糖だけを使うのに対し、脳以外の臓器はブドウ糖以外に脂肪も使うのです。痩せたいのは脂肪なんだから、脳以外を使うほうがいいように思えますが、ここに落とし穴がありました。実は脳では、使われたブドウ糖は水と二酸化炭素に変わり、きれいさっぱり燃え尽きるのですが、そのほかの臓器では、燃えかすができ、しかもこれが肝臓や腎臓で再びブドウ糖に再生されてしまうのです。使ったはずのエネルギーが再生されてしまう。恐ろしいことですね〜。ブドウ糖が不足すれば、脂肪から作り替えられるので、ブドウ糖の消費を増やすことが痩せる秘訣といえるのかもしれません。

痩せたい人は頭を使え。そういえば知的労働を生業とする学者にはあまり太った人はいないような…。あっ教師は別ですよ。これは肉体労働ですから。(゚゚;)\(--;)オイオイ ナニイッテンダヨ

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