今週の学活の時間は、体育館でボール遊びをすることになりました。
予定では、ドッチボールをするはずだったんです。

体をほぐす意味でしばらく自由にさせていました。
時間も過ぎたので、こう呼びかけました。

『お〜い! そろそろ男女対抗でドッチボール大会をしようか?』

 

 

 

『.......................。』

 

 

 

 

 

(・_・)......ン?

2,3人の生徒が訴えました。

『先生!喘息の発作が出てるので、見学させてください。』

 

 

 

/(-_-)\ コマッタァ・・・ 

 

 

泣く子と喘息には勝てません。
無理をさせて救急車を呼ぶことになっても困ります。

そんなこんなで、いざ勝負をしようとしたら、
男子がほとんど見学です。

しようがありません。
自由にさせるしかありませんでした。

 

 

 

しかし、いざ自由にさせると、
さっき、体調がどうのと言っていた生徒が走り回っています。

『おい!体調が悪いんじゃなかったのか?』

『これぐらいの運動なら大丈夫です!』

 

 

 

 

エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚

ドッチボール以上のハードな運動をしています。

(´ヘ`;)ハァ

あきれてしまいました............。

ムカッ( ̄∩ ̄#

 

 

 

そうこうしているうちに、
1人の生徒がこう言って体育館を出ていこうとしました。

『自由なら、ここにいなくてもいいんだよな。』

おいおい、兄ちゃんよぉ〜

(  ̄Д ̄)ノ(゜∇゜|| )ヾひぃぃぃ

 

 

 

 

居場所まで自由とは言ってません。

(-。−;)

当然、必死で引き留めます。

 

 

 

『うるさい! 黙れ!』

なんですと〜!ピクピク o(-_-#"))(("#-_-)o

普通の声で話している私に対しての台詞です。

 

 

 

最近、そ〜ゆ〜言われ方にも慣れてきたので、

【うちの学校では慣れないとやっていけません。(爆)】

なんやかんやと、ご機嫌を取り、半分適当にうっちゃっておいて
1時間過ごしました。

 

 

見ていると、好きなように過ごして、
ご機嫌は戻ったようでした。

やがて時間になり、

『お〜い、時間だからボールを返して、教室に戻ろうか〜。』

ここで、はたと気が付きました。

『ボールをど〜やって職員室に戻そうか。』

 

まぁ何回か運べばいいかと思っていたら、

『先生!ボール持っていったるわ。!』

振り返ると、さっきふてくされていた生徒でした。

『ありがとうな〜。♪ d(⌒o⌒)b♪』

電気を消したり、戸締まりをしたり
けっこう時間がかかったのですが、
彼は待っていてくれました。

『すまんなぁ〜。ありがとう!』

 

こんな時なんですよね〜。
教師をしていて良かったなぁと思うのは。

 

 

でも、やっぱり
いつも通り、終わりの会では、
彼が、よそのクラスの邪魔をしていて、
学年で一番遅くまで終わることの出来なかったんですけどね。

チャンチャン(^u^)プププ

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