カントリーファームの汚水処理設備について

 土壌菌を利用した無臭無公害の汚水処理。これが最初の目標でした。

試行錯誤の後にたどり着いたのはコンクリートのマスの中に田んぼのようなものを作りその中に汚水を流入させ処理する方法でした。



 

 

 

こちらは2次処理槽です。一般的な活性汚泥槽はそのランニングコストや処理法を考えるとベストの選択とは思えないため、独自の土壌処理システムを開発しました。人口湿地帯処理などにヒントを得たこの処理法では1ヶ月に数千円のランニングコストで済み、設置にも従来の10分の1程度のコストで済む事が大きな特徴です。また、紀伊半島は大変雨の多い地域のため、パドック水などにも配慮する必要がありますが、コストが安いため単純に必要なシステムの2倍の規模を始めから設置できるなどの利点があります。-既に土壌処理の施された水が集まる集水槽でBODが30PPM程度の値で計測されます。過去はこの数値まで汚水を処理するためには大変な労力とコストがかかりました。

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